フランチャイズに加盟して成功するリフォーム会社社長の特徴
そのひとつが「行動力」です。
フランチャイズに加盟するという決断は、新しい挑戦への第一歩です。
これを決断できる社長は、基本的に行動力が高い傾向にあります。
しかし、世の中には行動力が伴わない社長も少なくありません。
自社の問題点を理解し、解決策を知っていても、情報収集だけで終わってしまう方が意外と多いのです。
フランチャイズ加盟のメリットは、ゼロから自力で築くことが難しいノウハウを活用できることにあります。
地域の競合と戦ううえで、スピード感を持って取り組まなければなりません。
行動力がない社長にとっては、この点が大きなハードルになるかもしれません。
もう一つの特徴は「新しいことに挑戦する意欲」です。
リフォーム業界は、これまでの集客方法や営業スタイルを継続しがちです。
しかし、売上が横ばいの状態でも危機感を持たない社長は意外と多くいます。
「現状維持は衰退」とも言われるように、変化を恐れていると、いずれ淘汰されてしまいます。
だからこそ、常に新しいことに挑戦し、取り入れる姿勢が重要なのです。
その中でも特に大きな要素が「数字を見る習慣」です。
売上や利益だけでなく、集客やコストのデータをきちんと分析し、次の戦略を考える能力が高い社長は、結果を出しやすい傾向にあります。
たとえば、WEB集客で成功している社長は、Googleアナリティクスやサーチコンソールといったホームページ分析ツールを活用しています。
自社のホームページを訪れるユーザーの地域や年齢層、デバイスの使用状況、さらにはどのキーワードで検索されたのかまで把握しているのです。
こうしたデータを活用することで、お客様がどのような悩みを持っているのかを把握できます。
その結果、効果的なチラシやLP（ランディングページ）を作成することができ、集客力を大幅に向上させることが可能になります。
チラシ広告の場合、配布してもその効果を数値化することが難しいですが、WEB集客ならすべてデータとして残ります。この点に注目し、戦略的に動ける社長は成功しやすいのです。
それが「本部任せにしすぎること」です。
フランチャイズのサポートやノウハウは非常に強力ですが、それを活用するのはあくまで加盟店の社長自身です。
本部にすべてを委ねてしまい、受け身の姿勢でいると、せっかくのサポートを最大限に生かせません。
特に集客に関しては、社長自身が主体的に関わるべき部分です。
ホームページの運営を制作会社に丸投げしてしまうケースも見受けられますが、それでは効果的な改善が難しくなります。
フランチャイズは、あくまで経営の強力な武器です。
それをどう使うかは、社長次第。結果を出すためには、自らの行動が欠かせません。
