塗装会社の社長が数字に強い経営者になるためには
ただ単に損得勘定ができるというだけではありません。
経営者にとって「数字に強い」とは、自分の会社の財務状況を俯瞰的に把握し、投資の意思決定を経理や税理士に頼らずに行えることを指します。
また、製造原価や自己資本比率などの数値を理解し、決算書の内容を把握できることも重要です。
一見当たり前のことかもしれませんが、実際にはこれらのことを把握していない経営者が多いのが現状です。
たとえば、「経常利益率はどれくらいですか？」という質問に答えられない方が多いのです。
このような状況について、経営者としての基本的な能力が欠如している場合もあります。
簿記の知識や基本的な会計を理解せずに経営者になるケースも見られます。
その結果、「税理士に確認します」というような経営スタイルになってしまいます。
しかし、税理士に依存しすぎることで、会社にとって重要な投資や経営判断が遅れる場合もあります。
経営者自身が数字に強くなることで、より良い判断ができるようになると考えられます。