こんにちは！コンサル課です！
今回は『建築リフォーム工事業での起業の成功確率は？統計学的な視点から考える』というテーマでお話をしていきます！
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【起業の期待値】起業したら得をする？損をする？｜リフォーム経営支援チャンネル
「リスク」って聞くと、多くの人は「危険」や「損失」みたいなネガティブなイメージを思い浮かべるかもしれません。
でも、統計学的にいうリスクはちょっと違って、「ばらつきの幅」を指します。
つまり、プラスにもマイナスにも振れる可能性があるってことですね。
例えば、サイコロを振るゲームを考えてみましょう。
1の目が出たら100円もらえて、6の目が出たら100円支払う。他の目は何も起こらない。
この場合、リスクは「+100円～-100円」の振れ幅のことを指します。
一般的には「リスク＝危険」みたいな捉え方をしがちですが、実際には「変動幅がどれくらいあるか」が本来の意味なんです。
「期待値」っていうのは、あるゲームを何度も繰り返したときに、平均的にどれくらいの結果になるかを示すものです。
簡単に言うと、長期的に得するのか損するのかを予測するための指標ですね。
ギャンブルの期待値をざっくり見てみましょう。
・宝くじ：期待値は約50%（つまり、購入額の半分しか戻ってこない）
・競馬：期待値は約80%
・オンラインカジノ：期待値は90%以上のものもあるけど、それでもマイナス
こうやって見ると、ギャンブルは続ければ続けるほど損をする仕組みになっています。
期待値が100%を下回っている以上、長期的にやればやるほど資金が減っていくわけですね。
一方で、株式市場は長期的に見れば期待値が100%を超えるプラスサムゲームになります。
企業の成長とともに株価も上がっていくので、正しい戦略を取れば利益を得られる可能性が高いです。
じゃあ、起業はどんなゲームに分類されるのか？
基本的に、国や業界が成長している場合、その市場に参入することはプラスサムゲームになる可能性が高いです。例えば、
・IT業界、インターネット業界・医療業界、介護業界・電子部品・半導体業界・物流業界・エンタメ業界こういった成長市場では、成功すれば得られるリターンがめちゃくちゃ大きくなります。
一方で、成長が止まっている業界、例えばリフォーム業界のようなゼロサム市場では、既存のシェアを奪い合う形になるので、単に参入しただけでは期待値がプラスになるとは限りません。
でも、リフォーム業界でも「
介護リフォーム」や「
IoTを活用した住宅改修」みたいな新しい分野を開拓すれば、プラスサムゲームに持ち込むことも可能です。
どの市場にどう参入するか、ここが成功の鍵になってくるわけですね。
起業の期待値を100%超えにするには、以下のポイントが重要になります。
１．市場の選択：成長市場（プラスサムゲーム）に参入する。
２．独自性のあるビジネスモデル：競合と差別化を図る。
３．集客の仕組み：元請けとして顧客を獲得するスキルを持つ。
４．リスク管理：リスクの振れ幅を理解し、最悪の事態に備える。
ギャンブルと違って、ビジネスは自分の努力次第で期待値を上げられます。
もちろん、失敗したときのダメージはゼロではないですが、それに対して成功したときのリターンはかなり大きい。
どの市場に、どんな形でビジネスを展開するかを慎重に考えることが、起業の成功確率を高めるための一番のポイントですね。
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