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「現場のプロ」から「経営のプロ」へ。職人社長の集客成功ストーリー
「技術には自信がある。でも、仕事の依頼がなかなか来ない。」
これは、多くの職人社長が抱える共通の悩みです。
現場では一切の妥協をせず、丁寧な施工と仕上がりで高い評価を得ている。
しかし、集客となると「紹介待ち」や「チラシ頼み」で安定せず、毎月の売上が読めない。
そんな状態に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを乗り越えた“ある職人社長”の集客成功ストーリーをご紹介します。

◆ 紹介頼みから抜け出したかった
今回ご紹介するのは、外壁塗装業を営む創業7年目のA社長。
これまでの集客は紹介と下請け中心。
「もっと自社で案件を取りたい」という想いからホームページを持ってはいたものの、問い合わせは月に1〜2件あるかないか。
「せっかく現場を頑張っても、自分で仕事を取れないと意味がない」と、2023年春、本格的に“自社集客”に取り組む決断をしました。
◆ やったことは「伝え方」を変えること
まず取り組んだのは、ホームページのリニューアル。よくある業者紹介ではなく、
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地域名×施工内容で検索にヒットするような記事作り
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施工実績を写真付きで毎週更新
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「代表あいさつ」や「職人の想い」をストーリー仕立てに
など、誰が・どんな想いで仕事をしているのかを丁寧に見せる構成に変更しました。
並行して、Googleビジネスプロフィールの運用やInstagramの発信も強化。
「工事のBefore/After」や「現場の裏側」を投稿することで、地元の人に少しずつ認知が広がっていきました。
結果、1年後には問い合わせ5倍に
ホームページ更新から3ヶ月後、月間の問い合わせ数は5倍に。
特に「●●市 外壁塗装」で上位表示されたことが大きく、地域の新規顧客から直接連絡が入るようになったのです。
現在では、7割がWeb経由の案件。
単価交渉もしやすくなり、利益率も改善しました。
◆ 経営の主導権を“自分で持つ”ということ
「技術だけで勝負する時代は終わった」とA社長は言います。
もちろん、職人としての腕は大前提。
でも、それを“どう届けるか”まで考えるのが、これからの職人社長に求められる力だと実感しています。
現場のプロから、経営のプロへ。
少しずつでも「伝える力」を育てていくことで、仕事の入り方も、働き方も、人生も変わっていくのです。
あなたの技術を、本当に必要としている人に届けるために。
今こそ、自社集客に挑戦してみませんか?